小型船舶免許にはどのような種類がある?目的に合った免許の取得を目指そう!

公開日:2022/09/15  最終更新日:2022/08/02


マリンスポーツのなかには、小型船舶免許が必要なスポーツがあります。たとえば、水上オートバイやクルージングを操縦するには小型船舶免許が代表です。しかし、小型船舶免許を取得したからとはいえ、すべての乗り物の操縦が許されるわけではありません。今回紹介する免許の種類を参考に、目的に合った免許取得を目指してください。

小型船舶免許にはどのような種類がある?

小型船舶免許の正式名称は、小型船舶操縦免許証(船舶免許)です。そして、小型船舶免許にはいくつか種類があります。代表的な免許は3つです。それぞれどんな乗り物が操縦できるのかを紹介しますので、自身が取得したい免許を把握しましょう。

特殊小型船舶操縦士免許

特殊小型免許とも呼ばれています。水上オートバイ(水上バイク)の操縦のみが許可された免許です。操船できる区域は、湖や川または陸岸より2海里(約3.7キロメートル)以内と制限されています。操縦できる乗り物や操船できる区域が限定されているものの、マリンスポーツを趣味としている方から人気の高い資格です。難易度は小型船舶免許のなかで、もっとも低く、2020年の合格率は96.5%と多い合格者数になっています。

2級小型船舶操縦士免許

2級船舶免許とも呼ばれています。小型船舶操縦免許証(船舶免許)のなかで、もっともベーシックな資格として受験者が多いです。フィッシングやクルージングなどの乗り物の操縦が許可されています。操船できるボートの大きさは総トン数20トン未満かもしくは24メートル未満のプレジャーボートです。2級船舶免許では、水上オートバイの操縦はできません。また、操船区域は湖・川・海岸から5海里以内(約9.2キロメートル)。2020年の合格率は97.4%である船舶免許です。

1級小型免許船舶操縦士免許

1級船舶免許とも呼ばれています。小型船舶免許のなかで、もっとも合格率が低く、外洋でのフィッシングやヨットの操縦が許可された免許です。操船できるボートの大きさは総トン数20トン未満かもしくは24メートル未満のプレジャーボートであり、2級船舶免許とかわりありません。一方で、操船区域は基本的に制限はなく、自由に操船できます。ただし、外洋や操船する乗り物によって、別の資格をあわせて取得する必要があるため、注意しましょう。小型船舶免許のなかで、もっとも難易度が高いとはいえ、2020年の合格率は92.5%と高くなっています。

小型船舶免許を取得するまでの大まかな手順

小型船舶免許を取得するためには、身体検査・学科試験・実技試験をクリアしなければいけません。それぞれの免許によって試験内容は異なるものの、身体検査は共通しています。検査や試験を受けるためには、2通りの手順があります。

独学で学んだうえで、指定試験機関にて受験する手順

自身で小型船舶免許の知識を身に付けて、指定試験機関にて認定試験を受けます。身体検査・学科試験・実技試験の3つを1日で受けて、基準をクリアすれば免許取得可能です。特殊小型免許や2級船舶免許は独学で取得できると考えてよいでしょう。また、自身の努力次第で短期間での免許取得が実現できます。小型船舶の操縦知識がある方などにおすすめの免許取得手段です。

登録小型船舶教習所に通い、小型船舶免許を取得する手順

登録小型船舶教習所と呼ばれる、国土交通省が認定している免許スクール、もしくは教習所に通って、小型船舶免許を取得する手段です。登録小型船舶教習所ごとにカリキュラムや受講費が異なるものの、基礎知識を含めて学科や実技を学ぶことができます。カリキュラム最終日に行われる修了試験に合格することで、指定試験機関での試験が免除されることが最大の特徴です。合格後に身体検査を受けて、小型船舶免許が発行されます。

小型船舶免許の取得条件

つづいて、特殊小型免許・2級船舶免許・1級船舶免許の取得条件を紹介します。それぞれの条件が異なるため、注意しましょう。

特殊小型船舶操縦士免許の取得条件

特殊小型免許の取得年齢は満16歳以上です。全28問のマークシート式の学科試験を受ける必要があります。合計26問以上、かつ分野ごとの合格基準のクリアと定員3名の水上バイクを使った約20分の実技試験のクリアが取得条件です。

2級小型船舶操縦士免許の取得条件

2級船舶免許の取得年齢は満16歳以上です。全50問のマークシート式の学科試験を受ける必要があります。合計33問以上、かつ分野ごとの合格基準のクリアと総トン数5トン未満、長さ4メートル以上9メートル未満の滑走型船を使った、約1時間15分の実技試験のクリアが取得条件です。

1級小型船舶操縦士免許の取得条件

1級船舶免許の取得年齢は満18歳以上です。一般科目全50問と上級科目全14問の学科試験が行われます。一般科目合計33問以上かつ分野ごとの合格基準のクリアと上級科目合計10問の合格基準のクリアです。総トン数は5トン未満になり、長さ4メートル以上9メートル未満の滑走型船を使った、約1時間15分の実技試験のクリアが取得条件です。

まとめ

小型船舶免許の種類を紹介しました。水上オートバイの操縦が許可されているのは、特殊小型免許のみです。ほかの資格では操縦が許されないだけでなく、それぞれの資格で操船できる乗り物や操船区域が異なるため、自身の目的に適した免許を把握することが大切です。免許の取得条件も異なりますので、一度調べてみることをおすすめします。

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